2017年4月2日日曜日

日本のサービスについて思ったこと

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イギリスに住んでいて、思うこと。

・・・っていうか、

日本から来たばっかりの人とかからよく聞くこと。
「イギリスはサービスがなっていない」
「日本のサービスは世界一」

今回、日本に来て思ったことを正直に書きますね。

日本のサービス、全然ダメなんですけど!

っていうか、サービスっていうものの根本的な考えが違うんだって、今回はっきりわかりました。

日本の人が考える、サービスっていうのは、効率とか、正確さ。

イギリスでのサービスっていうのは、パーソナルな付加価値。

例えば、今回の日本のホリデー。
4週間弱の前半は周遊型。

大阪から高山、

高山から名古屋、

名古屋から宮崎、

宮崎から小倉、

小倉から萩、

萩から東京、

東京から大阪。

2泊から4泊で、それぞれの都市に滞在しました。


移動は主に JR を利用。
名古屋から宮崎は飛行機です。

日本の列車のいいところは、時間通りに運航されていること。
マイナス面は、荷物を置く場所がないことです。

座席の上にスペースはあります。
でもスーツケース持ち上げられる人って、何人いるの???
そして、大きなケースは絶対無理ですよね。
いくら正確に動く列車があっても、乗る人のニーズが分かっていないと思いました。

イギリスの特急は必ず荷物スペースがあります。

日本も長期周遊の旅行者を考えるなら、必要な手配だと思いました。

じゃあ私たちはどうしたかといえば、宅急便で荷物を先送りする方法。

私たちは最低でも2泊、ほとんどの場所は4泊以上なので、この方法が取れましたが、1泊ずつの周遊だとちょっと難しいですよね。

また、その時の気分でぶらっと旅行したい人はもちろん不可能。


これからインバウンドの集客を見込むなら、改善した方がいい点です。


それからパーソナルなサービスですが、
日本のサービス業は分岐点を迎えていると実感しました。

サービス業につく人のクオリティーが低すぎます。
自動販売機の代わりに過ぎない。

これが続くようだと、未来は決して明るくないと思いました。

サービス業を機械のようにしてしまったら、人間がやる意味がありません。
日本の低レベルのサービスを目の当たりにして、すごくショックを受けました。

権限のある人の不在と、融通が利かないこと、
これってサービス業にとっては致命傷だと思います。

テクノロジーが進んでいる世の中で、
人間にしかできないことを、もっと模索してほしいなぁって思いました。

あと、外国に住んでいて、変な日本語を話しているだろう私が言うのもなんですが、

コンビニの日本語、変すぎ!!!!

どこがどうって言えないけど、お勘定の時の会話。
あまりにおかしいので、何回か聞き返しました。


それから、おはようございますとか、
こんばんはって言ったら、
変人を見るような顔されたことも多々…。

日本って、お店であいさつしないの???


久しぶりのブログで、ちょっと思うところを書いてしまいました。

でも日本はいい国だって思いますけどね。






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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

まあ、イギリスだったら、荷物を先送りしても、きちんと届く保証が無いので、その分は日本の方がマシかも知れませんね。あと、ロンドンでは、Tubeの駅によってはリフトが無くて、旅行者には不便な点も。でも、日本の列車の荷物置き場の少なさに対しては、同感です。ヨーロッパ(特に北欧)の列車は、荷物置き場だけではなくて、自転車用スペース、障害者用スペース、時には子供達が遊ぶための施設まであって充実してますよね。

miki bartley さんのコメント...

ロンドンのTube の不便さは、ずいぶん改善されたとはいえまだまだですよね。
多分利用客の割に一番不便なのはベイカーストリートだと思います。
もちろんベイカーストリート駅は一番古い駅(151年)ではありますが…。
シャーロックホームズのタイルをはがすお金があるなら、リフトもっとつけてほしいです(笑)
荷物の宅配に関しては、お値段がカギですね。
イギリスでも高額サービスならちゃんと届きますが、スーツケース10ポンドから15ポンドといった艇料金ではありえないです。